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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在


□嫌われる原因



カ『よろしくね、ちゃん。』
「はい!よろしくお願いします!!」

今日はちゃんと南の街へ合同任務。
柱と支心が2人で呼ばれるなんて
12鬼月の可能性も充分にある。


カ『今回、気を抜けないわね。』
「そうですね。なるべく早く。
気を引き締めて行きましょう。」

私はこの子のこういう所が好き。
締めるとこ締めて、やることはやる。
いつもは優しいけれど、任務の時はこうやって
誰が相手でも仲良しごっこはしない。

仲間として戦友として底知れない信頼がおける。


カ『(この子が居れば大丈夫。なんて、
うっかり気が緩みそうになるくらい…。
貴方の背中は安心出来るのよ。)』


まだ小さい背中なのに不思議なものよね。
きっとそれだけ貴方が強いからでしょう。

「カナエさん。
今回の鬼なんですが既に私達の仲間を
5人ほど殺していて、1人の亡骸が…まだ
見つかっていません。もしかすると。」

カ『鬼になってるかも。て事よね。』

「はい、もし鬼になっているのならば、
鬼舞辻が現れた、若しくは上弦……。
この2つに関わりが今回ゼロとは言えません。」

任務に向かう途中ちゃんは歩かない。
少し前をピタリと飛ぶ鷹の嵐くんも、
速度を絶対に緩めない。

2人は寄り添いながら最速で向かう。
きっといつもこうなのだろう。
一定の距離を保ちながらひたすら走る。


カ『ごめん、なさいっ、少し…苦しいわ。』

その速度の速いこと速いこと。
着く前に死んだら元も子もないと、
何とかそれを伝えると、ヒョイッと
小さい身体にお姫様のように担がれた。

だいぶ大きさ的には不安定なはずなのに
何故か揺れることもなくすっぽりと
腕の中に収まってしまう。心地よい。

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