【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
義『は実弥が好きか?』
「………へ?////」
何で言ったのか分からねぇが
ついうっかりってやつだ。
本音がポロッとまろびでた。
義『見てりゃ分かるよ。
阿呆でも分かる。めっちゃわかりやすい。』
「……ぅ、好きですよ。とても。////」
義『……見るのと聞くのじゃ。
こうも心境が違うもんなんだな。』
「…義慈さん?」
多分俺は疲れてるんだ。
今日はどうにもこうにも繕えないらしい。
言われ無くてもわかってるし、
ガキ同士仲良くやれよ なんて
いつも口では言ってるが。
本当は俺が欲しい。 取られたくねぇ。
心の奥の方ではでは
そんな事ばかり考える情けない大人だ。
義『お前のせいだからな。
俺がいつも幼女趣味って柚樹に怒られんの。』
「ふふ、確かに最近よく言われてますね。」
義『笑い事じゃねーんだよ。』
本当にそうなのだから笑えない。
揶揄いならどんだけ良いか。
柚樹は俺の気持ちにとっくに気づいてるから
子供のうちは絶対に手を出すな。っていう
本気の警告なんだぞ、あれは。
義『最近やたら言われんのが多いのは、
俺がほんとに頭がおかしくなってきてるからだ。』
「頭がおかしく?」
義『。お前が愛しすぎるんだよ。』
やっぱり今日は疲れてる。
本音を繕うどころか全部飛び出してくる。
目の前可愛い子供に
お熱な大人の俺は本当に頭がおかしいんだろう。