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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話


□ ひでぇ女 (桐生 義慈)



義『またこりゃ…。いいもん見たな。』


はいつも朝が異常に早い。

俺が起きる頃には鍛錬を一通りすませ、
軽く湯浴みをして洗濯をして
日課の30分の読書をして、朝食をつくる。

だから起きるのは夜明か
鍛錬の内容次第では夜明前だろう。

その証拠に…今俺は任務帰りで、
ちょうど夜明け。そんな俺の目の前で
綺麗な日輪刀を持ったが
楽しそうに刀を奮っている。


義『…はぁ。なるほど。
……架空の敵と戦ってるのか。』


相手の戦略とこちらの戦略をぶつけて
とことんまで己の理論をぶち当て続ける。
1人でそれをやるのは中々難しいが
いつもこうなのだろう、激しい動きには
迷いがなく、まるで相手が見えているようだ。

荒々しい反面その姿は
何故か舞を踊っている様にも見えて
なぜだか心が踊らされる。

人間というのは素直なもので
魅力的に見えるとその原因を探りたくなる。

あの気迫の中何故か楽しそうな笑顔が
2面性を持っていて気になるのか?

それともそうだな。
あんなに荒々しいのに無骨さがなく
ひどく洗練されているからだろうか?
いや、それもまた2面性の話だな。

待てそれは俺の気持ち的な問題が
デカイな…視覚的には…どうなんだ?

けどあれだ…一つだけ、
誰が見ても言えることがある。

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