【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
「本当に素敵な殿方なんですよ、耀哉は。」
産『……だから…何がいいたいんだい?』
もう勘弁してくれ、
勘違いだと、いつものズレたアレだと
頭ではわかっているが、嬉しすぎて
無理矢理にでも押し倒してしまおうか
なんて、思ってしまうから。
早く小さい期待を今は壊してくれ。
そんな願いは聞いてくれないらしく
ニコニコと嬉しそうに語り出す。
_____本当は耳飾りでは無く、
僕の選んだ簪を君に送りたかったんだ。
「そう言われた時に私、こんな素敵な人と
結婚する人は世界一幸せかも……って。
そう思ったんです。まるで本の中の……
そう!!それこそ光源氏みたいな!!」
皆の思う理想の男性だなって!!
そうキラキラした目で言われ、
これでは自分の願望が言葉上では
叶ってしまったではわないか!!と
よく分からない文句を心で叫びながら
とりあえず心の中で念じる。
産『(これも、いつものズレたアレだ。
…勘違いするな、これはいつもの…アレだ。)』
「けど、私また違う世界で会えたとしても
耀哉ととして会いたいから…。
やっぱり、六条御息所も紫式部も嫌です!!
それに光源氏より耀哉の方が素敵です!」
産『う、うーん。……駄目だねぇ。
もう駄目だ。本当に何がしたいんだい?』
あまりにも可愛いセリフに
このままでは自分の心が
色々な意味で壊されてしまう。
とりあえず早く真意を聞きたい。
頭の作りが違うのか、理解ができない。