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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話


□魔法の言葉 (煉獄杏寿郎)




先程ファーストキスを男2人としてしまい
落ち込んで穴に入り込んでしまった
杏寿郎とそれを慰めるは、
同じやり取りを繰り返していた。


「杏寿郎?出ておいで?ね?」
杏『………嫌だ。』

3人の騒ぐ声を遠くに聴きながら、
何度目かのそんなやり取りをする。

返事はしてくれるが
杏寿郎の声にいつもの元気はなく。
浅い穴の底で丸まっている。

「うーん。困ったなぁ。
杏寿郎はどうしたら元気出る?」

出来ることなら何でもする。
だから元気だして出ておいで?

優しい声でそう言うを
じっと見つめそっと腕を引く杏寿郎。

杏『、こっちに来てくれ。』
「うん、笑ってごめんね?」

そう謝罪しながら、
引かれる腕に逆らわず穴に入る。

だいぶ熱が入っていたせいで
一瞬の様だったが、もう夕暮れ時。

穴の中は少しひんやりとしていて暗く、
穴から見える暖かい夕暮れと
まるで別世界に居るようだ。



______________


杏『(何だか変な背徳感があるな。)』

外の声が遠くに聞こえ、
別世界の様な穴の中にと2人。
蓋などしていないのに、
俺は閉じ込められた様な
なんとも言えない感覚になった。


流石に2人は狭いため、
起き上がって胡座をかく。
その上にちょこんと座らせてやると
嬉しそうにそこに座る。

何とも心地いい大きさだ。
いい香りがして暖かい。可愛い。
そんな想いは顔に出さず、
相変わらず落ち込んだ顔をする。

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