【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第15章 教え子ができました。
言って頷く2人にまた涙が出そうになるが
それをゴシゴシと拭って頭を下げる2人に向き合う。
「杏寿郎、天元。こっち向いて?」
杏『断っても諦めんぞ?』
宇『俺もだ、意地でもやらせるからな。』
「うん、分かった。私も頑張る。」
そう言って背を正し
2人を厳しい目で見つめる。
その視線に2人も自然と背が伸びる。
2人とそれぞれ目を合わせると
瞳を閉じてスーッと息を吸う。
「支心流剣士!!
煉獄杏寿郎、宇髄天元の師範として
命をかけて2人を鍛え上げる!!!
何があっても絶対に見捨てない!!
歯を食いしばって、私についてこい!!」
杏 宇『『望むところだ!!!』』
元気な返事を聞くと
へにゃりと嬉しそうに笑う。
「へへ、かっこいい弟子が2人もできちゃった。
それも友達で仲間なんて幸せだなぁ、私。」
両頬を手で覆いそんなことを言う。
さき程の男前発言とは大違いだ。
なんとも、可愛らしい。
杏『世界一!いや!!宇宙一可愛い師範だな!!』
宇『ははっ!確かに派手に可愛い!!!』
柚『ふふ、そうだね。』
義『男前で可愛いとか最強だな。』
「褒めても何も出ませんよ!!////」
5人はそれから
忘れられていた夕食をまた食べ始めた。
「(私と一緒に強くなってね。)」
いつか来る戦いのために
これからも力を磨こうと
静かに心に誓う。
杏『うまい!うまい!うぁいっ!!』
宇『本当うるせぇなぁ!!おい!!!』
「杏寿郎!!わっしょいっ!!」
杏『わっしょいっ!!!!うぁい!』
「よしっ!(ダブルコンボ!!尊いっ!! )」
宇『お前は犬かっ!!!!』
早速師弟漫才が完成している。
本人たちも楽しいのだろう、
ギャーギャーと騒がしく夕食は進む。
柚『ふふ、楽しいねぇ。』
義『ああ、が居ると
皆明るくなっちまうんだろうな。』
柚樹と義慈はが楽しそうで
認めてくれている仲間に囲まれている。
それが嬉しくてたまらないのであった。