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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第15章 教え子ができました。




柚『あらー、連帯感ゼロだね。』
義『はははっ、まあ最初はそんなもんさ。』


コレには見物していた2人も笑うしかない。
物の見事にすれ違いまくっている。



杏『なぜ庇う!!に勝つには
どちらかがやられなければ無理だ!!
さっきみたいな状態なら俺を切り離せっ!!!』



宇『馬鹿野郎!!2人でも勝ち目ねぇのに
1人で勝てるわけねぇだろっっ!!!
一緒に動いて最小限の被害で収めるんだよ!!』



どうやら杏寿郎も天元も同じ
少々1つ目寄りの2。のタイプらしい。

本来バランスが取りやすいタイプなのだが
開始前にに言われた事もあるだろう
杏寿郎は少々自分勝手な自己犠牲精神がある。
そして圧倒的に頭が硬い。


一方天元は柔軟な思考力はあるものの、
自分の譜面を崩されると苛立ちを覚えるようで、
本来の柔らかい対応力が
気持ちが邪魔して出せない様だ。



「……天元っ!!杏寿郎っ!!!!
お互い悪い所ばかり見るなっ!!!」


見兼ねて助け舟を出すが2人はそれに気づかない。


宇『…分かってるが、見つかんねぇんだよっ!!』

杏『……よもや!!思考が全く合わんっ!!』



全く向き合おうしない2人に
はぁー。と大きい溜息をつき大きく息を吸う。




「お前らは将来命を預け合う
仲間だろうがっ!!!
お互いの悪い所ばかりみて、
いがみ合って…それが何になる!!

そんなんで背中を任せられるのか!?

悔しかったら歩み寄れっ!!!
気に入らないなら包み込めっ!!!
中途半端に全てを放棄するな!!!!!」



その怒号に脳の奥がジーンと揺れる。
言霊に脳が支配され、自然と思考が素直に回る。



杏『悔しいぞ!!俺は!!!』

(宇髄は、ムカつくくらい冷静で、
仲の悪い俺も見捨てないほど優しい。
発想力なんて俺は到底敵わないっ!!
正面しか向けない硬い頭が余りにも!
浅はかで悔しいっっ!!!)




宇『ほんとに…気に入らねぇ!!!』

(この馬鹿をほっとけねぇほど俺は甘い、
それを理解してくれないのが気に食わねぇ!!
けど…俺はこいつの根性には全くもって
勝てる気がしねぇのが、情けないっ!!!!)



そう叫ぶと2人は黙って構え呼吸を整える。
ギロリとを見据える目は
先程と別人のようだ。


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