【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第13章 派手な男になるまで
夜も深くなり月の光が差し込んでくる。
天元は何となく眠れないのに
何故だか気分がとても良かった。
宇『なあ、ー。』
「………すーすー。」
問いかけるが聞こえるのは
幸せそうな寝息だけ。
宇『(寝てるよな…。)』
ゴソッと、身体を起こして覆いかぶさり
幸せそうに寝ているを
そっと撫でてやる。
宇『お前は理解してんのか分かんねぇけどな。
お前は俺に世界をくれたんだぞ。
すげぇよな、本当に派手な女だよ。』
そう言うと愛おしそうに目を細め
額に唇を寄せる。
____________チュッ。
宇『、いい夢見ろよ。』
「…うーん……でこ痒い………。」
宇『俺は蚊か!?』
そりゃねぇよ、とクスクスと笑ったあと
天元もそっと瞳をとじた。
今度はよく眠れそうだ。
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世界は君がくれたから
生き方を認めてくれたから
前を向かせてくれたから
苦しみも一緒に背負ってくれたから
お前が作りたい世界のために
おれは大嫌いな忍の力って道具を
お前の為に使ってやるからな。
一緒に派手に生きよう。
俺の花火はお前のために咲かせるから。
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