【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「それならあんなに慌てなくて良いんじゃない?
…………まあ、実弥にも何か考えがあるんでしょ?
それを汲んで追求はしないよ…。」
実『あ、え、オィ…。』
話を聞く気は無いらしい。『怒ってないよ。』とそう呟いたはスタスタと杏寿郎の元へ向かって歩いて行ってしまった。
実『(駄目だ!!既に拗れかけてんじゃねェか!!
全然話聞いてくれねェっ!!どうすりゃいい!!)』
し 宇『『ぷっ。(うわ、面白…。いい気味。)』』
実『テメェら…他人事だと思いやがってェ…っ!』
宇『だってド派手に他人事だもんよ。なー?』
し『ふっ、ふふ。そうですよねー?』
実『糞性格悪ィぞ!お前らァっ……っ!!』
また拗れている。と揶揄う2人に怒る実弥。そこから少し離れたところで見事な隈を作った杏寿郎は腕を組んで物思いにふけっていた。
杏『………。(うむ、考える事は皆同じか。)』
どうやら打ち合わせをしなくても抜け駆けしようとしても、皆同じことを考えてしまうようだ。と何故か嬉しそうに笑う杏寿郎の袖をが_クイッ。と掴んだ。
「杏寿郎、皆で何してるの?教えて。」
杏『うむ、そうだな。どう伝えようか。』
の不安そうな顔を見て優しく笑った杏寿郎は目線を合わせるように背を丸めた。