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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




◆◆◆◆◆更に同刻、煉獄家。

杏『コレでぶん殴って起こして下さいっ!』

槇『説明をしろぉ!!説明をっっ!!!!
俺に息子を殺せと言っているのか貴様ぁ…っ!』

唐突に金槌を槇寿郎に渡し頭を下げる杏寿郎が説明をするまで10分程かかりました。


槇『うむ、成程。(…お前らがやろうとしていることは全集中常中だ。と進言すべきか否か。)』

杏『お忙しい中、申し訳無いとは思っています。』


説明後、真剣な声色でそう告げた杏寿郎は正座のまま深深と頭を下げた。


杏『しかし、仲間に遅れは取りたく無いのです!
父上!!どうか!!お願い致します!!!』

槇『あぁ、構わん。その代わり、金槌は無しだ。(…がコレに気がついたら概ね大喜びだろうな。…黙っておくか。)』

杏『はい!ありがとうございます!!』

息子の真剣な声色と眼差しに優しい笑みを浮かべた槇寿郎は、コチラを嬉しそうに見つめる杏寿郎の肩に__ポンッ。と手を置いた。

槇『……覚悟して眠れよ?』

その数刻後、杏寿郎は直ぐに眠りについた。

杏『………グゥ。』

槇『…既に出来て居ないっ!!』

____バチンっ!! 杏『よもっ!?…グゥ。』

槇『…ぶ、ぶん殴っても起きぬのかお前は!!
お、起きろ!!起きなさない!!オィっ!!』

叩こうが揺すろうが一瞬目を開けて直ぐに寝息を立てる我が子の襟首を掴みながら槇寿郎は天井を見上げて深い深いため息をついた。

槇『お、俺が………眠れぬぞコレでは。』

どうすればいいんだ、と途方に暮れる槇寿郎の元に瑠火が現れて杏寿郎をビンタで起こすまであと数分。

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