【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
実「………午後、何やんだァ?」
「んー、決めてるけど内緒。」
実「…土産…買ってくかァ。」
「うん。皆のとこ帰ろ。」
なんて事ない会話をしながら人混みを歩く。
実「………。」「…ん?」
少し、人混みを逸れてから実弥は頬を掻きながらそっぽを向いて呟いた。
実「この関係も…悪くねェと思う。」
「………!!」
実「……な、なんだよ!!飛びつくなっ!!」
「私やっぱり実弥が大好きっ!!!」
実「そうかァ…。」
まあ、今は人も居ないし良いか…。との笑顔に絆されて結局抱きとめた実弥が頭を撫でていると、が唐突に声を上げた。
「………あっ!!!!」実『お、おいっ!!』
腕からスルリと抜けて駆け出したに手を伸ばすと、が嬉しそうに振り返る。
「実弥っ!!風車っっ!!!」
実『風車なんざ、珍しくもねェだろォ。』
風車の屋台に向かって走り出したを実弥がゆっくり追いかけると、は嬉しそうに目を輝かせながら実弥に話しかけた。