【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
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「おいしいっ!!」
実「……そうかァ…良かったなァ。
(……よし、落ち着いたか?…もう大丈夫だな。)」
何とか柚樹にお勧めされた甘味処に辿り着いた2人は、評判のいい甘味に舌鼓をうっていた。
「ねぇねぇ、実弥。」
「あァ?なんだァ?」
機嫌よく甘味を口に放って居ると、が日常会話の様に、実弥に話し始めた。
「玄弥君。…近くに置いていた方が守りやすいし
護身として剣術を教えるのは良いと思うよ?」
一理あるその話に実弥は片眉を上げる。
「少なくとも、今みたいに野放しよりも
支心亭に居た方が絶対に安全だと思う。」
実『けど……そりゃァ……。』
「鬼と無関係なんて本当に出来ると思う?」
吃る実弥の言葉を遮ってが真剣な顔をした。
「玄弥君は実弥の弟でしょ?
鬼を探ろうとしない訳が無いじゃない。
それの方が、説明しないより危ないよね。」
実「………た…確かになァ…。」
確かに、それについては正直否定しきれない。と言葉を濁す実弥には当たり前の様に言い切る。