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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常




「実弥、甘味処は?…行かないの?」

実「……行くけどまだ良いだろォ…。」

もう一刻経ちそうだと、があやす様に問いかけるが実弥はまた独り言の様なボヤキを続ける。

実「いつも邪魔ばっかしやがって……。
初めては聞き耳たれられるし、昨日は散々
見せつけられるし……今日はエロガキ だぞ?
…………流石に酷くねェか?なァ?」

「……いや、聞き耳に関しては…私も。
……ちょっと、恥ずかしかったなぁ…。」


確かにアレは本気で恥ずかしかった。と同意するを見つめて実弥はため息をついた。

実「………いくら皆のだって言ってもよォ。
俺は2人で居てェ時もあんだよ、わかるだろ?」

「……うん。それはとっても分かるよ。」

実「(本当は俺だけが良いんだけどなァ…。)」

「実弥……この関係嫌?」


実弥の言い分もよく分かる。と、が投げかけた問いかけに、実弥は唸り始めた。

実「…あ”ー。嫌かって聞かれると…。
…アイツらが笑ってねェと気持ちわりィし。
けど………そうだなァ…。
邪魔されない時間は……マジで欲しいなァ…。」


嫌だとは言いきらない実弥を見てはクスクス笑った。

「…じゃあ。…日にち決める?」

実「週で回んねェから嫌だ。
どの道お前、御館様も入れるつもりだろ。」

「…………よ、よく分かってるね。」


恨めしそうにを見た後、実弥は甘えるようにの肩に顔を埋めた。

実「………まあ、今は俺のだろォ?
外に出てりゃ……流石に邪魔されねェ。」

「うん。(……可愛い…実弥が滅茶苦茶可愛い。)」

珍しく素直に甘える実弥に鼻の下を伸ばしながら、が頭を撫でていると、実弥ボソボソとうわ言のように話し出した。

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