【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第10章 師範の気持ちと最強武器
「……ぇ。」
やってみろっ!!じゃねぇよ!!と
突っ込もうとしただが、
頼りの柚樹もクスクスと笑い助ける様子も無いので
仕方なく、先程義慈が立っていた所へ
移動して呼吸を整えた。
「ふー……。」
(………恐らく…重心と上半身のバランスが肝だろう。
自分事包み込む竜巻をイメージして………。)
風の呼吸 参ノ型
「………………晴嵐風樹っ!!」
ぶわっと土埃を上げて竜巻が立ち上る。
「……えぇ、出来ちゃったよ。」
義『良くやったぞ!刀身見てみろ!』
「……え…綺麗。なにこれ。」
唖然としながらも言われた通りに刀身を見ると
硝子の様な刀身に薄く緑の色がついていた。
ステンドグラスの様に透けていて何とも美しい。
どうやらそれは時間が経つと透明に戻るようで
ずーっと色が抜け始める。
鋼『見たことねぇ。何だこれは…。』
流石の鋼塚も唖然としている。
柚『、次は僕の型だ。』
鋼塚さんも、もう一度見たいんじゃ無いですか?
と、聞くとコクリと頷き大人しく先程の場所へ戻る。
柚『では、行きますよ。』
3人が安全な場所に行ったのを確認すると
柚樹は目を閉じ刀に手を添える。
雷の呼吸 壱ノ型 ………。
『 霹靂一閃 』
前傾の居合の構えから一瞬で
敵に見立てた立ち木を一閃する。
「………綺麗……………。」
(やっぱり呼吸ってその人の性質とか雰囲気に
寄る物何だなぁ………。)
柚『さあ!やってご覧!』
だから、簡単に言うな!とツッコミたいが
余りにも嬉しそうな柚樹にまた何も言えず
は場所を移動する。
「…………シィー。」
(足の踏み込み………居合の鋭さ。
……イメージは、貫く一筋の雷…………。)
雷の呼吸 壱ノ型 ………。
「 霹靂一閃 」
立ち木は一瞬で一閃された。
「……。(あぁ、もう驚かんぞ、私は。)」
静かに刀身を見ると、
今度は薄く黄色く染まっている刀身。
柚『ふふ、今はお揃いだね。』
「…はいっ!!」
頭を撫でられ満更でもないは
ニコニコと笑う。