第28章 幸せな日常

実『…、いいかァ？暴れんなよ？』

「あ、暴れない…っ…けど…ふっ。」

杏『ま、待て！！破くなっ！！こ、こらっ！！』

「ふ……ぇっ…破れ…ちゃった…っ…。」

宇『あ、駄目。俺…もう駄目。ちょっとタンマ。』

実『…う、動くなァ！もう動くなァ！！
脱がせてやっからそれ以上卑猥になんなっ！！！』


目隠し、耳栓、拘束を解かれたは普通に衣服を緩めるつもりだったのだろうが、力加減が上手くいかず衣服を__ビリッと引きちぎる。

その力も凄いのだが、まるで犯された後のようなその姿に天元は胡座をかいたままグッたりと天井を見上げる。もう視界に入れたらアウトだと判断したらしい。


実『…れ、煉獄？オィ、な、何をしてんだァ？』

杏『目隠しをしている！！もう無理だっ！！』

実『無理だっ！！じゃねェよっ！！！！』


その横の杏寿郎も、もう無理だとのしていた目隠しを自分に付けて何故か胸を貼っている。そして、もう2人は宛にならないらしいと悟った実弥はゆっくりとの衣服に手をかけた。