【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「………っ…ぁあっ………っ!!!」
どうしたらいいのよ!!と__ドゴンっ。と有り得ない音を上げて壁に八つ当たりするに、3人は冷や汗をかきながら構えをとる。
宇「……し、死ぬ気で……押さえつけるぞ。
良いか?………顔は見るな、派手に可愛い!!」
杏「…………や、やるしかないのか。」
実「…こ、こんな馬鹿みたいな事で
死なれちゃ……たまったもんじゃねェ…やるぞ。」
八つ当たりで殴った壁は最早破壊されかけている。これ以上動かす訳にもいかない。
何とか3人でコレを押さえつけなければならない。
杏「…!!なるべく抵抗するな!!」
少しでも協力してもらわなければ恐らく無理だ!と杏寿郎は先手をとったつもりだったのだろう。
しかし、そう簡単にはいかないらしい。
はまるで怯えるように弱々しく言葉を放った。
「………っ…無理…押さえつけるって…。
そんなに……近くこられたら………死んじゃうよっ。」
杏「…………よ、よも。そんな顔をするな。」
ソレでも”顔だけ”はとても可愛らしい。
当初期待していた、”ちょっと助平な弱々しい ”……顔だけ、顔だけは本当にそのものだ。
それを目の当たりにして固まる杏寿郎を見て天元が叫び声を上げる。