【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第28章 幸せな日常
「…………?」
義「…………なあ、手出して良いんだよな?」
了解をとる前に腰の方へと向かった手を止めもせずには身を捩りながら微笑んだ。
「………っ…いや、…もう…触ってますよね?」
義「………んー。可愛くてなぁ…手が勝手にな。」
傍にいたら当たり前の様に触りたくなる。
そんな欲に従って義慈がそっと肩を押すと、は抵抗もせずに押し倒された。
そんな受け入れてくれる様子に機嫌が良くなった義慈はニヤニヤと笑いながら顔を近づける。
義「………さぁて、…念願のだ。」
「ふ。ふふっ、なんですかそれ。」
クスクス笑うの顔を至近距離で満足気に見てから義慈は身体を起こして向かいあわせでを自分の膝に座らせた。
義「…るせぇ……ほら、とりあえず膝乗れ。」
「…………っ…えっ……。」
予想外の行動に驚いているを気にも止めない様子の義慈は目をつぶり自分の唇を指さした。
義「………ん。」
「………え、私から……ですか?」
どうやらからの接吻を強請っている様だが、強請られている本人は困惑気味だ。
そんなを薄目で見た後、義慈はニヤニヤと楽しそうに口角を上げた。