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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第28章 幸せな日常






柚「ふふっ。今はそんな風に見えないだろ?
凄く近くにいて、姉さんは私が居なきゃ駄目!
なんてくっつき回る、可愛いしのぶちゃんが
姉離れをしないもんだから余計に
そんな風に思ったんだろうねぇ………。」

実「………胡蝶…そんな感じだったんですか!?」



柚樹は救護所へ訪れる度、まるでヒヨコの様にカナエの後をちょこちょこ追いかけて甘えるように世話を焼いていたしのぶを見つけていた。

それを依存だと気がついていた柚樹は眉を下げてそれを見つめていたが、という存在ができてからしのぶは見違える様に変わっていった。

今の姿から想像できないのだろう、当時のしのぶを口をあんぐり開けて驚いている実弥に伝えてやる。



柚「そうだよ?眉なんて いつもキュッ。と
釣り上げててさ、 姉さんに近づくなっ!って
いつも子猫みたいに警戒してた。可愛かったな。」


柚樹は自分の下がり眉をわざとらしく指で釣り上げて口を1文字に縛り少し前のしのぶの真似をする。

それを見て__ぷッ。と小さく吹き出した実弥を優しい瞳で見つめてから胡蝶姉妹の変化を言葉にする。




柚「けど、と会わせてて直ぐだよ。
あの子と背を並べるんだ、何て言い出してさ。
必死に鍛錬を初めて……カナエはそれを見て
この子の幸せは私が守ることじゃないんですね。
って………そんな事ボヤいてた。」


カナエとしのぶはという存在が現れて急速に変わっていった。

その変化がお互いに納得しているのならば実弥がどうこう言ういわれも無いことだが、自分事なると話は違う。と実弥は何とも渋い顔をした。


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