【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第8章 ただいま
カ『…出会いはどんな感じだったのかしら?』
あ!それなんですけど聞いてください!!
と、は興奮気味に話す。
「武者修行に出て初めて鬼に出会ったので
私は実験に鬼の腕をちぎったり首をもいだり
していたんですけど、そこにひょこっと現れて私を鬼と勘違いして馬乗りになってきたんですよ!」
酷いですよね!
人とすら認識され無かったんですよ!!
カ『…あらぁ。(それは仕方ないのでは?)』
し『…よ、よく仲良くなれましたね。』
(鬼の首をもいでる時とは…
なかなか激しい出会いですね…。)
「それだけ、優しい人なんです!!」
誇らしげにそう語る。
余程その人のことが自慢なのだろう。
何か色々ズレているが
どうやらとても好きなようだ。
カ『ふふっ、今はその方どうしているの?』
「お別れした時、
柚樹さんが気を効かせてくれて
多分今は鬼殺隊に入るために
修行をしていると思いますよ!」
し『あら?連絡取っていないのですか?』
「…はい。」
し『文でも出してみたら良いのでは?』
「…うーん、修行頑張ってるだろうし
迷惑にならないかなぁ。」
実は何度も手紙を書いていただったが
送る前に迷惑になると思い、送って居なかったのだ。
カ『ちゃん、私たちはいつも命懸け。
伝えられるときに伝えたいことをしっかり
伝えなければいけませんよ?』
「…そうですよね。」
は確かに、と言いながら
うーんと悩んでいる。
し『相手を思うことも大切ですが、
自分のしたいようにするのも大切なことですよ?』
それに、に手紙貰ったら
うれしいに決まってます!
そう言って微笑むしのぶを見て
頑張ってみようかなぁ、と
は微笑み返した。
カ『さ、明日も用事がありますから
そろそろ寝ましょうか。』
し 『「はい!」』
カ『ふふ、おやすみなさい。2人とも。』
し『おやすみなさい。姉さん、。』
「また明日、カナエさん、しのぶちゃん。」
カ し 『『はい、また明日。』』
約束されて居ない明日。
それでも一緒に寝れる今は、また明日と言える日。
その嬉しさを噛み締めて3人は瞳を閉じた。