【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
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産「………最終的に何人になるのかなぁ。
………週で回れば…………いい方か。」
結局あれから甘ったるい口付けを数回交わしてから赤い顔のまま去っていったを思い出しながら御館様は口元を緩めつつも__うーん。と唸った。
無作為では無いにしろ全て受け入れていたら、
の場合キリがないのではないだろうか。
産「まあ…けれど確かにらしい。」
けれどコレもまた規格外な彼女らしいな。
そんな事を思い御館様は吹き出すように笑った。
産「ふふっ、誰かの物は似合わないよね。」
そう言って__スタスタ。と軽い足取りでよくと過ごす屋敷の”書物庫”へと向かう。
産「神様の子供を集めよう………か。
やっぱり博識だね…は。」
大量の本がしまわれている本棚に指を這わせながら楽しそうにお目当ての古い本を探す。
小さい頃に自分もそれを勉強として読まされ、何となく引っかかり色々と思考を巡らせた。
産「…あった、コレだ。」
日本人なら何となく知っているこの本に対して好いているも自分と同じことを思ったのか。
そんな事ですら御館様は酷く嬉しく感じた。
そして、自分が特に気になっていた一説を読み上げる。