【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「耀哉。今度、古事記の話しようよ。」
産「今で構わないよ、今日は時間がある。」
の言葉に御館様も心当たりがあったのか笑みを深めて聞く体制をとった。
それを見たはゆっくりと頷いてから
真っ直ぐに御館様をみつめ話を進める。
「”神様の子供達”と呼吸の末永達を集めたいの。
私も、育てるの頑張って手伝うから。」
古事記に登場するイザナミとイザナギ。
はその2つが産屋敷家と鬼舞辻無惨に酷似している点がいくつもあり、その物語が何かしら関連があるのではないかと思っている。
それに出てくる”神様の子供達”。
そのもの達を集めるのは鬼舞辻無惨、ひいては鬼を滅殺する為には必要だと、そう考えているらしい。
産「鬼殺隊の歴史書は全て読んだかい?」
「……各柱の元にある物以外。
ココの書物庫にあるのは一通り。」
その物語に出てくる”神様の子供達”だけではない。
様々な呼吸の末永の者たちや、才能のある者たち。
そんな人物を集めるのは人材不足が深刻な今の鬼殺隊にとって優先事項なのは明確だ。
産「……日の呼吸…君は使えるのかな。」
鬼舞辻無惨を追い詰めた”日の呼吸”。
そして目の前のはどんな呼吸でも1目で覚えてしまう”鏡の呼吸”の使用者。彼女は日の呼吸も使用できるのだろうか。
もしそれが出来るのだとしたら、単純な戦闘力と相まって鬼殺隊史上最強の武器になることができるはずだ。
期待も含んだ御館様の目線と問に日の呼吸は特殊なのでどうでしょうか。と眉を下げて答えたはほんの少し下を向いて拳をギュッと握る。