【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
童「そうだ!…そしたら俺の血をあげるよ。
さっきとっただろう?ソレ何に使うのかな?」
「……うわぁ、バレてた。
上手くやったと思ったんだけどな。」
出会ってすぐ血を舐めている時に
抱きしめるふりをして__チクリと抜かれた血。
鬼はだいぶ痛覚が鈍いため
うっかり気が付かない所だったが
確実に血を抜かれたはずだ。
何に使うのか、それも楽しみだったので
放っておいたが今この状態なら利用出来る。
童「ふふ、無惨様に言っちゃおうかなぁ。」
「そ、それは本当にやめて頂きたい。」
まあ、伝えたら間違いなく不味いだろう。
ヒクヒクと片方の口角を引き攣らせる
に、これは好機だと
童磨はここぞとばかりに追い打ちをかける。
童「共闘の様に見えるけれど
君は敵なんだ。流石に何もなして引けない。」
「………わかった、良いよ。」
コレには何も言えないのだろう。
素直に了承したに童磨はニヤリと笑う。
童「……頭が良くて良かった。」
「けど、童磨……あの。」
しかしなんとも契約的で色気がない。
その点を残念に思っていると
組み敷かれているがモジモジと
照れくさそうに何かを言い出した。
この後に来るのは おとよそ 可愛らしい言葉。
そんな予測をした童磨はその言葉を
目を細めて待ち構えていた。