【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「けれど一つだけ…ゲホッ…。
貴方様に、お約束を致します……。」
無惨「………ほう、何だ。」
「私は鬼にならずとも壊れはしません。」
こちらの 約束 に興味を示した無惨に
これ幸いと笑みを深めたは
小刀を取り出して血が吹きでるほど深く
自分の左腕を__ザシュッと容赦なく切り裂く。
無惨「…何をしている。……貴様…気狂いか?」
バックリと開いた傷口は健まで切れており
呼吸で止血をしたらしく
よく見えるようになったそこからは
うっすらと骨が見えるほど抉られている。
それでも尚、顔色は変えずに
むしろ微笑みながら近寄ってくるに
”これは何だ ”と当初の疑問が湧き上がる。
治らぬ人間が行うにしては
この行動はあまりにもキチガイじみている。
「まずは、この血を…嫌かもしれませんが
少しばかり口に含んでみて頂けませんか?」
呼吸で止血しても今だポタポタと
垂れ続ける血からは 異様な香りがする。
ソレを目の前にさす出す異様な姿に
無惨は眉を寄せて心底嫌そうな顔をした。