【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
無惨「普通の彼岸花から作られた毒薬が
青い彼岸花………お前はそう言っているのか?」
そう問いかける無惨にそっと頷いて同意をしてから
は淡々と話し出す。
今持っている頭の中で知っている知識で
自分が鬼にならないように誘導できるよう
少しづつ言葉を選びながら慎重に。
「何のためにそれを無惨様に処方されたのかは
分かりませんが…そもそも普通の彼岸花には
毒があります。その毒は人を死に至らしめる事も
可能な程、強い毒性なのです。」
彼岸花の毒は人を殺すことも出来るほど強い。
理由は分からないが 青 が毒を表すとしたら
先程の 永遠。詰まるところ 死 をもたらすため
そのための毒であると予測がつく。
「たしかに中国では薬用に利用も
されておりましたが…調べた限りでは
単体で治療に使われることはございません。」
蛇の毒なども治療に使う事もあるが
彼岸花 を単体で使うことはない。
それならば わざわざ 青い彼岸花 と
名ずけられた ソレ の目的は一つだけ。
の頭で導き出されたこの結論から
無惨の望みを叶えながら自分に”価値”を
付与することが出来れば逃げ切れる。
はその希望を
また表情を変えず目を合わせたまま続ける。