【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
無惨「その酔狂な顔は悪くないな。
………お前はいったい 何 なんだ?」
本当によく聞かれるその問いに
今は 人間の雌 と答えるのは辞めておこう。
少しでも共通点を…少しでも無惨の興味を。
そしてわかって欲しいと思う。
「種族は弱く脆い人間ではございますが
鬼と等しく……想いによって”のみ”動く
そんな部類の…やたらと頑丈な生き物です。」
自分は貴方に酷く興味を持った。
だから、本当に教えて欲しい。
あなたこそ 何 なのかそれが知りたいから。
ほんの少しだけで良い、覗かせて欲しい。
無惨「(この目…この声…………。
………異様に頭がぐらつく…何だコイツは。)」
「(……私と貴方は…もしかしたら
とっても近いところに居るのかもしれない。)」
自分のよく言われる 何 という問と
同じことをは鬼舞辻無惨に感じた。
それは初めての出来事で
おおよそ 普通 とはかけ離れた自分と
鬼舞辻無惨 はもしかしたら近いのかもしれない。
そんなの瞳は懇願するように
無惨を捕らえるものだが 随分と心地が悪い。
やたらと響く妙な声も手伝って
ぐらつく頭に苛立った無惨はその目を
スっと逸らして先程から唖然としている
猗窩座へと目線を移し問いかけた。