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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます







「…ふふっ…はい、どうぞ。お待たせ。」

し「もう朝まで居なくならないで下さい。」

「うん、大丈夫。ここに居るよ。」

し「……。また明日。」

「うん、しのぶ また明日。」





おやすみは言わない。明日も会えるから。

そんな願掛けのようないつものやり取りに
安心したしのぶはの柔らかい胸に
ほんの少し嫉妬しつつ直ぐに眠りに落ちた。






「(……また…かっこいいって言えなかった。)」






すやすや眠るしのぶを可愛いなぁ。と
見ながら 杏寿郎に出来ないことを思い出す。


たいてい何でも言えるし、
かなり素直に伝えているけれど

恐らく彼が物凄く言われたがっている
”カッコイイ” は時たま口をつくことが
…もしかしたら無いかも…とりあえず
何故か故意に言えないんだ。







「(可愛い……なら…言えるんだけどな。)」







初めはあの 狙っています! っという
格好つけが正直苦手だったけれど

本当の気持ちを受け取ってからは
なぜだか、とてもかっこよく見えるから
いつもつい茶化して誤魔化してしまう。


それから、多分自然とそれをやっている
素の時の杏寿郎はとても色っぽい。

普段が可愛いから余計に意識して
思い出すだけでもドキドキする。



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