【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
杏「……早く強くなりたい。」
いきおくれたか? は言えないが
同じ顔を見れるコレは残念ながらまだ言える。
本心をそのまま口にしただけのコレに
は毎度困った様に笑いながら
同じ答えを俺に伝えてくれる。
それが、腹立つが嫌いになれないんだ。
「杏寿郎は強いよ。」
杏「よもや、それは嫌味だ!!」
本当に嫌味だと思うが
嘘のつもりは全くないのだろう。
それがまた何とも言えない心地にさせられる。
俺の気持ちを奮い立たせる。そんな気は
本人にはさらさら無いのだろうが
実際俺はいつでもそうなるから困りものだ。
「私は肉体的には強いけど
迷ったらいつも杏寿郎に助けて貰ってる。
言葉で相談はしないけど、本当にそうなの。
1人じゃたぶん………何回も挫けてる。」
杏「それが俺の今の幸せだ。
その特別だけは俺は誰にもやらん!!」
今日の様に不服を感じて少し拗ねると
上手い具合にこんな事を言い出して
結局俺は、がくれる 特別 に
口元がにやけて、声でも張り上げていないと
何とも情けない顔になりそうな位
可愛らしいと、そんな風に思う。
そして、不安は絶対に口にはしない
その強情な姿に 憧れもする。
貫き通す強情さを女らしくないと言う者も
居るだろうが、それがの強さで
俺はそんな男らしい所すら快く思っている。