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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第25章 強化合宿はじめます







杏「……。(何故いつも嫌がる顔なんだ…。)」





その静けさの中、杏寿郎は悩んでいた。


はいつも”その顔が好きなの”と
自分の嫌がる顔を嬉しそうに眺める。

それぞれに 好きな顔 があるのは
分かっているし、それが良さなんだろう。



不死川の 仕方ねェな。の笑い顔が好きなのは
彼らしい不器用な優しさなんだろう、分かる。


胡蝶の 何言ってんですか? という
困った様な笑い顔も…優しさに溢れていて
客観視しても それがいいのはとても分かる。


宇髄の泣き顔や赤い顔をやたらと褒めるのは
普段そこまで感情を顕にしないからこそ
それが特別に見えるのだろう………理解する。


対する自分は本当に辞めろと割とキツく
言っている…正直本当に嫌な顔の時ばかり
は褒めてくれるのだが………。







杏「……。(どうにか…こう…。駄目だ寝れん。)」






何とかこう……気分が良い顔の時を
好きとは言ってくれないものか……。


先程、本当に痛かったお陰で目がやたら冴える。



結局一息つこう。と布団を抜け出して
縁側を歩いていたら、中々月が美しく見えて
これは悪くないと腰を下ろした。


それでも気分は上向きにはならない。



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