第34章 *スカビオサの花言葉時透無一郎
「はい、またこれ飲んでね」
『…な、なんですかぁ…』
「さらに気持ち良くなるよ」
そう言う無一郎様は、とても嬉しそうに笑うものだから、受け取った小瓶をなんとか口にいれて飲む。
甘めのシロップが、胃へと落ちていくと心拍数が更に上がるようだった。
「僕の事好き?」
『ああっ…ぃ…はい、好きですぅ…っんあ』
ビクビクと膣が蠢く中を、無遠慮に押し進めがんがんと打つように子宮口を攻める。
「足どうしたの?」
『…らないっしりゃない…ああっ…ぃ気づい…たらっあるけなっああかったひゃ!!』
「…そう、ずっと僕の側にいてね」
『はひいい…いますぅっいますぅっから…スキす…好きれすうアッアア……ああっ…』
無一郎様は、うっと唸ると
何度目かもわからない私の中でまた射精した。どくどくと放出する精液を中で受け止める私に孕むといいねと優しく笑うから、首を何度も縦に振っては、意識が薄れかけていた。
最後の無一郎様が言った言葉が聞こえない…もう一度聞こうとするも私の意識はそこでぷつりと途切れていった。