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鬼滅の刃 戯れ事 (短編)

第30章 奇跡と恋と最期の願い時透有一郎




「…時透君じゃなくて、下の名前で呼んでくれないか…」

『ゆ、有一郎君…』

「…」

どちらともなく重なりあう唇は、とても優しく、そしてどこか切なく
どうしようもないくらい甘かった。





貴女のようになりたくて、女の子らしく振る舞った

貴方に相応しい女の子になりたくて彼女を見習った

二人に近づきたくて、今の私がここいる。

今まで頑張ってきたことは無駄ではなかったと教えてくれた。

ねぇ、有一郎君。これからも頑張るから今度は私を見ていてね?
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