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鬼滅の刃 戯れ事 (短編)

第28章 *子は鎹 時透無一郎


妊娠おめでとうございます。

このまま順調にいけば、来年の春出産予定です。
双子なので、大変かと思いますが
全力で協力致しますね!

医者が帰った後も、
少し膨らんだお腹を撫でながら、
悲しそうに笑う。



「パパーどうしてママは悲しそうなお顔をしているの?」

「……幸せだからかな…ママは幸せだと感極まって悲しそうに笑うんだよ…」

そんな母親を不思議そうに見つめるかすみは振り向いて曇りのない眼差しを僕に向け聞く。

「へんなの…」

「かすみはお姉さんになるんだよ
双子だって…楽しみだね」

無邪気に笑う娘の頭を撫で、に近づいた。

「本当に楽しみだね…子供は後何人必要かな?」

青ざめた表情を浮かべ、僕を見上げる彼女にそっと口吸いをする。
嫌と言う言葉を紡げなくなるまで
アマイアマイ口づけをしよう。

君に拒否権はないのだから。

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