第3章 *鬼になった女の末路 竈門炭治郎
遠慮はいらないと判断した俺は、温かくて滑る奥底へと穿つ。
ぱちゅんぱちゅんと、腰の動きに合わせて水音がなる。
は最初は戸惑ってはいたものの、段々と気持ちよくなってきたみたいで、控えめながらも口の端から喘ぐようになっていた。
『んぁ…あったんじろっう…
』
「…ここかっ?…ここもいいみたいだっ」
前後に動く俺を離さないとでもいうように、包み込むの中。
それがとても愛おしくて、を抱き寄せては、更に動きを加速させた。
鬼になった好い人を、嫌いになんてなるわけない。
俺が、これ以上人を食べないように…
ちゃんと見ていてあげるから。
だから、も俺に頼ってほしい。
『っ…あっひゃっんあっ…た、たんじっあっひっろう…』
「あぁ…大丈夫だ…怖くないから、そのまま上を目指して?」
『やだっやだっ…こわいっ…たんじろっうっ』
まるで幼子のように泣きはじめる。
絶頂が近づいてくるのが怖いらしい。
けれども、それだけは我慢してもらわないと。
の頭を優しく撫でながら、動きを止めずに
腰を縦横無尽に動かせば、は気持ち良さそうに達した。
「っ…うっ…」
が達した後も、2、3回動かしての中へと射精する。
我慢しようとしたけれど、あまりの気持ちよさに
出してしまった。
を見れば、疲れてしまったようですやすやと夢の世界にいる。
軽くの身を清めた俺も横になって目を閉じた。
これからの事は後でまた考えればいい。
こうしてを手に出来たのだから。
誰にも見つからないように、俺がちゃんと見てるからな?
守ってあげるから、俺が最後まで。