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鬼滅の刃 戯れ事 (短編)
第24章 *願わくは夢でありますように 時透無一郎
「…ふーっ…気持ち良かった……誰だっけ?… ま、いいや…またよろしくね」
最後まで出しきった彼はずるりと一物を抜き、私のことを気にすることもなく脱ぎ捨てた衣類を身に纏いそさくさと出ていった。
彼が放出し飲み込みきれなかった白い液体が溢れでて、床を汚す。
涙は乾いて、赤く腫れた目蓋をゆっくりと閉じれば疲れた体は夢の中へと優しく私を誘う。
願わくはこれが夢でありますように。
その思いを最後にプツリと意識は途切れていった。
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