第19章 *寵愛 時透無一郎☆
「こうして証をつけとかないと、悪い虫が寄ってきちゃうからね」
んべ…と、舌を出した無一郎は
首筋から鎖骨にかけて至るところに華を次々と散らしはじめた。
制止するの声は聞かず
空いた手は柔らかな乳房に触れ
ムニムニと優しく揉み始め
の声は次第に甘く蕩けていった。
『っ…はぁっん…』
下腹部からゾクゾクと感じる快感に膣が物足りないとヒクヒク動き出す。
そんなの変化に気づき
無一郎はわざと服越しに自身を擦りつける。
「ね、コレ欲しい?素直に言えたら望み通り気持ちよくしてあげるけど」
『っ…』
服越しに押し付ける固いもの。
グイグイと押し付けたかと思えば焦らすように前後に動きの理性を少しずつ壊していく。
「黙ったままだとわからないよ…それとももうやめる?」
わかってるくせに、意地悪に告げる無一郎には無一郎の袖をギュット掴み嫌だと小さく応えた。
『し、師範「無一郎」…っ、無一郎様…私をもっと可愛がってくださいっ…「上出来」…っ』
いつものように名前を呼べば訂正が入り、無一郎と名を告げれば上出来と頭を撫でられ唇が重なった。
『っんぅ…はぁっ…』
閉じた唇を舌で割き、逃げる舌を絡ませて敏感な舌の上をなぞれば
は気持ち良さそうに目を閉じる。
飲み込みきれない唾液は絡まりお互いの顎を濡らした。
『っ?!…んぁっあ』
「濡れてるね…すんなり挿りそうだ」
いつの間に隊服を脱がしたのか。
一糸纏わぬその姿を下から上まで舐めるように見下ろす無一郎には恥ずかしくて両手で胸を隠そうとするもそれを許してくれない無一郎の両手。
「隠すことないでしょ?…とても綺麗だ」
『無一郎様…っ』
普段では聞けないその言葉はとても特別で、まっすぐに見つめる無一郎の瞳は熱を孕みこちらを求めてる様にはまた膣からトロリと愛液が流れた。