第14章 *霞柱様の継子は私だっ!2時透無一郎
きっと、無一郎様は自分が死んでも私が悲しまないように、種子を注いでくれたんだと思う。
一人にならないように。
なるべく任務がないように。
子を宿して、幼子の面倒を見る少しの間はお休みを頂かなくてはいけないからだ。
「っ…籍は明日いれようか?明日から君は時透だからね」
『っ…はいっ…』
私の上で何度も何度も腰を貫く無一郎様はまた私の中に欲を放つ。
そして、休むことなく確実に受精するようまた腰を動かした。
「っ…はぁっ…大丈夫?」
『ああっあっ…はっいっンぁ』
頭が快感に酔ってどうにかなりそうだった。
繋がったそこは、精液と愛液が混ざりあい泡立っていた。
腰を動かす度にぐぷっとまた淫らな液が隙間から垂れ落ちる。
快感の波が押し寄せてくる。何度目かもわからない絶頂がすぐそこまで。
無一郎様はまた私に覆い被さると、キスの雨を私の顔に降らせながら奥底を貫き私が果てると同時に果てた。
『…はぁっ…はぁっ…はぁ』
「…っ…はぁ」