第3章 番外編
ユイが俺を見上げ、変わらない茶色の瞳で俺を映した。恐る恐る口を開け、震える唇を動かした。
「……ダンデ…」
「……あぁ。どうしたユイ」
そう応えると、ユイは何度も何度も俺の名を呼ぶ。
「俺…ダンデを…もう一度抱いてもいいんだよな…?」
彼の問い俺は笑いながら答える。
「もちろんだ。俺を抱いてくれ…ユイ」
ユイはそのまま腕に力をこめ、俺を抱きしめた。そして、自分の唇を俺に重ねた。
「んっ……あ……待て……激し…!!」
身体中に電気が走り、俺の身体はビクッと跳ねる。
「好きだダンデ。好きだ」
「…あぁ…俺も好きだよユイ。俺の旦那様」
俺の言葉に心底安心したように、身体を預けるユイ。そんな彼を抱きしめたまま、俺は後ろへと倒れた。ベッドの弾力を感じ、俺は体勢を変え、彼を押し倒した。目を白黒させる彼に、俺は唇を舐めた。ゆっくりと指を動かし、腹部よりも下にある膨らみに軽く触れる。
「こんなおじさんに、あそこをパンパンにさせて……いけない子だ」
ユイの慌てる様子に、キュンっと胸を高鳴らせながら、俺は彼に濃いキスをする。大きな音を立てながら、彼の気を逸らし、下半身の窮屈そうなあそこを外へとだす。
「…ダンデ!?」
本当に童貞のように、目をうるうるとさせるユイ。まったく、歳をとってもこっちの年齢が下がっちゃ意味がないだろう。俺はニヤリと口元を歪ませながらそう思った。俺にこういう気があるなんて知らなかったと新たな自分の性癖に罪悪感を覚える。自分で上半身の服を脱ぐと、アタフタとするユイの両手を自分の2つの蕾の方へ持ってくる。
「お前が弄ったここも、ユニフォームで擦れる時があるんだぞ? バトルに集中できない時があるんだ…責任…とってくれよ?」
興奮してツンっと立った蕾を見て、赤面の顔から雄の顔へと変わるユイ。あぁ…その顔が堪らないんだ…。あともう一押しだと、俺は今度はズボンも脱ぎ、彼から降りる。不思議そうにする彼に俺はここ数年使っていなかった菊門を見せる。
「ほら、早くおいで。お前が焦らすから、待ちきれなくて…パクパクしているの分かるか……あっ♡」
そこから、次の日をまたぐ時間も…俺たちは互いに互いを貪るようにして、ベッドの上で過ごすのだった。