第8章 保健体育 〜実技〜
「まずは基本中の基本、正常位から試してみましょう。」
先生から軽い説明を受け、言われた通りの体勢になる。
「結構…、近いね…」
「そりゃセックスだしね。向き合うってのは…恥ずかしいけど。……じゃ、動くよ。」
「…ん。」
奏汰が腰を動かすのと一緒に、中で熱くなっている奏汰のソレも前後する。
奥を突かれる度に痺れるような快楽に囚われ、その都度パチュンパチュンと肌が打ち合う音がする。
「あっ、んっ…っ、あんっ…」
「っ…、莉亜…っ、お前ん中…ヤバすぎ…っ」
「やば、いって…っ、何、が……ああ…っ」
だんだんとピストンの速度が早くなり、それに比例して快楽も大きくなる。
クラスメイト達が、普段とは想像も出来ないほど淫らに乱れていて、教室には嬌声が響き渡っている。
それがさらに私を興奮させた。
「…っ、おま、そんな締め付けんな…っ」
「んっ、そん、な…っ、分かんない…っ、」
勝手になってしまうのだ。やめろと言われたってどうにも出来ない。
何せ、気持ち良すぎて思考が回らない。
「皆さん、授業に集中している中邪魔をするようですが、慣れてきたなら次はバックでしてみましょう。やり方は以前授業でしたので問題ありませんね?」
「莉亜…、手、そこに着いて。」
床に立たされ、机に手を着かされる。
「ん…、こう…?」
「そ。」
ずんっと下から突き上げられる。先程の体位とは当たる場所も力加減も変わり、少し新鮮だ。
「は…っ、あっ!ダメ…っ、それ、むりぃ…っ」
「無理じゃない無理じゃない。ほら、ちゃんと立って。」
空いてる手で床に崩れ掛けた身体を起こされる。
「ほら。」
後ろで何度も突かれながら、胸の突起を弄ばれる。
少し肌をなぞられただけでビクンと身体が跳ねた。