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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第8章 保健体育 〜実技〜




クリトリスが指でキュッと摘まれる。

そして舌の先でチロチロも舐められるとくすぐったい様な、ゾクゾクするような快楽に包まれた。


「あっ、それ、なんかだめぇっ…、おかしくなるぅ…っ!」


「いいんじゃない?」


クリトリスが奏汰の口にすっぽり覆われて、たっぷりと唾液を含んだ熱い舌で優しく舐められた。

それと同時に、中指で蜜壷の浅い、イイところを何度もかき乱される。


「はぁっ、あっ、ダメダメ…っ!またっ、イくからぁぁ…っ!!」


ふっと頭が真っ白になって、絶頂を迎える。

「あ、ああぁ…っっ!!」


ガクガクと身体が痙攣する。

気持ち良すぎて、立っているのも困難な程。



「それでは…、最後は男子の陰部を女子に挿入してしましょう。女子の皆さん、これを男子にしてあげてくださいねー」



そう言って配られたのは、平べったい、丸い何か。


「これはコンドームです。避妊以外にも、性感染症の予防となります。皆さんも常備しておくように!」


渡されたコンドームとやら。以前授業で、バナナ等を使って練習したけど、今回は実物。上手くいくだろうか…?



「あの……奏汰…?じゃあ、ちょっと…失礼します…っ」


ベルトを外して、チャックをおろすと、今にもはち切れそうなくらい大きくなった奏汰の局部が飛び出した。


「わ…、凄い…おっきい……!」


思わず先っぽに触れて撫でると、奏汰が小さく吐息を漏らした。


「ちょ…、あんま触んないで。」


赤く染めた顔をしかめた奏汰を見て、不覚にも可愛いと思ってしまった。


「ふふっ、じゃ、付けるね?」


下着をゆっくりとおろすと、ギンギンに固くなった奏汰が直で視界に映った。


試しに陰茎をペロリと舐めて、鈴口にリップ音を響かせてキスしてみると、頭上で「あ…っ」と低く甘い呻き声が聞こえた。


「っ、やめろって…。ほんと、ダメだから…っ」


「仕返しだもーん。」



渡されたコンドームを奏汰につける。奏汰はその時に少し触れただけでも小さく喘いでいた。


「どう?キツくない?」

ゴムをはめた奏汰の局部を指の腹でなぞる。

「だい、じょうぶだからそれやめろ…っ」


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