第5章 車内エッチ
「うるっさい!……って、なにそれ…?」
私の目の前に伊織が差し出したのは、ピンク色の小さな卵形の何か。
伊織のもう片手には、何やらリモコンのような物が握られている。
「これですか?ローターですよ。聞いたことありますよね?ほら、オトナの玩具ってやつです。」
「いやいやいやいや、ちょっと待って。それをどうするつもり?そもそもなんで持ってんの!?」
「勿論、先輩のまんこにぶち込むんですよ。前ネットで安く売られてたんで面白半分で買ったんです。」
スイッチを入れると、ブブブブッと音を立てて震えるそのローターとやら。
強さは3段階あるようだ。
「さぁ莉亜先輩、その手を退かしてください。今から"お仕置き"するんで。」
そんなものをぶち込ませまいと秘部を隠していた手が、伊織の手によって無理矢理どかされる。
細い癖に筋肉だけはちゃんとある所が気に食わない。
「さて、どこにしようかな〜」
電源が入り、音を立てて震えるローターが太腿に当てられる。
「っ…!?」
思わず身体が仰け反り返る。
危うく出てしまいそうだった声を手で塞ぎ、何とか誰にもバレずに済んだ。
「太腿でこれですか!?これ、クリトリスに当てたらやばいんじゃないですか?」
喉の奥を鳴らして笑う伊織に、殺意を抱く。
(こいつ…また調子に乗りやがって…!)
「よ……っと。」
「んんっ!?んっ、んんん…っ」
クリトリスにローターを当てられ、身体に電流が走ったような感覚に呑まれる。
どんなに抑えようとも、勝手に声が出てしまう。
足がガクガクと震え、力が入らない。
「ふ…ぅぅ…っ、ンンッ…!!」
ものの数秒で軽くイッてしまった。
「はぁ…っ、もう、止めて…っ、それ…無理ぃ…」
涙目で訴えると、伊織に何を言っているんだとでも言うような顔をされる。
「無理じゃないですよ。これはお仕置なんですから。ほらっ。」
「あっ…?んッ…、ふ、ァァ……ッ」
先程よりも強い振動のローターがクリトリスに押し付けられる。
そして十分に濡れている秘部の奥深く……蜜壷に伊織の中指が、とめどなく溢れてくる蜜に蓋をするように指を入れ込む。