第2章 旅館
ガッチガチに硬くなったブツをゆっくりと舌を這わせる。そしてたまに先にある段差に唇をかけ、クッと引っ掛けると、伊織は甘く呻き声を漏らした。
「ん…っ、先輩…っ、俺の上に、跨ってください。…っ、頭は…、俺のチンポに向けたまま…っ」
「ん、ほぉ?」
口に含みながらこう?と聞く。
伊織はそこで喋るなと言いながら肯定する。
「ふ…っ、ん……っ、んぁっ!?」
股間に生暖かく湿った何かが這う感触に思わず口を離す。
「莉亜先輩…続けて下さいよ…っ。ちゃんとイかせて下さい。…俺も、先輩の事気持ち良くするんで……。」
伊織はジュルジュルと私から溢れてくる愛液をすすり、クリを剥いて舌でツンツンとつつく。
突如与えられた快感に口が止まりそうになるが、ここで止まったらまた調子に乗られると思い、どうにか動かす。
「ふ…っ、んんっ、んむ…ぅ…っ」
与えられ続ける快感に耐えながら、舌を絡ませる。このままでは舌だけじゃ無理だと考え、右手は竿に、左手はその更に奥…、玉へと。
玉に触れた瞬間、伊織の口の動きが止まり、代わりに嬌声が聞こえる。
「っ、あ…っ、なんて…っ、ふっ…ところ、触ってんすか……っ。っは…、なら俺も…」
『なら俺も』と言う言葉に疑問を感じたその直後、答えがわかった。
「やあっ…、んっ、だめっ…ぇ!…汚い、からぁ…っ!!」
伊織の尖った舌先が、つんつんと菊穴をノックする。
クルリと周りを舐めたと思ったら、グリグリと中に舌を押し込んできた。
先程まで舐めていた蜜壷には、舌の代わりに指先が行き来している。
「んんっ、中だめぇ…っ!!」