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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第2章 旅館




「旅館で浴衣プレイとか、最高ですね。」


「んっ、あ…っ、伊織〜、手、止まってるぞ?もう終わりか?」


「まさか。これからですよ。」



伊織は私の浴衣の裾をたくしあげて、帯にかける。

「あれっ、パンツも履いてこなかったんですか?」

「まぁこうゆうのするつもりだったし?」


「へぇ〜、じゃあ、期待に応えないとですね。」


伊織の冷えた指が、胸の先端とアソコにあてられる。


まるでスクイーズのように胸に触れ、かと思えばぷっくりと桜色に膨らむ先端をつまんだり、激しく弾いたり。

もう片手は、割れ目を優しくなぞり、クリを親指でこねくり回しながら一番長い指を中に入れ、グチョグチョと行き来させている。

そして、余ってしまったもう片方の胸は今、伊織にチロチロと舐められている。


「あっ…、ふぁ…ぁっ、ど、こで…っ、そんな…っ、テク…っ、」


「いったはないれすは。えーふいれけんふーしへるっへ。」


「やぁ…っ、舐めながらっ、喋んな…っあっ!ふっ…んんっ、」


速さが増し、動きがより激しくなる。


「あっ…っ、待ってぇっ…、イッちゃうぅぅ…っっあっ…」


ガクガクと脚が震え、経つことも困難になり、ずるっと床にへたりこもうとすると、余計に伊織の指が奥深くまで入り込んでしまう。


「あ、また奥に入りました。そんなに奥が好きなんですか?…でも、ここも良いですよ?」


伊織がクッと指に力を入れると、甘い痺れが走った。


「ひやぁぁ!!なにそこぉっ!!おかし…っ、ダメェ…ッ」


「あれ、ダメなんですか?しょうがない、分かりました。」


「へ……?」


あと少しでイキそうなところで、指を抜かれる。


「わぁ、指がヌルヌルだぁ。ん…、悪くないですねぇ。」


私の愛液でヌルヌルになった指を、見せつけるようにしゃぶる伊織。


いつもならそれにやめろ!とツッコミを入れられるが、今はそれどころじゃない。



寸止めで終わらせられたせいで、アソコがたまらなくうずうずするのだ。



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