第14章 黒い誘惑・御幸 ※微裏
「うん…ありがと。じゃあ…着替えるから、あっち!後ろ向いててね!」
「わかってるって。」
真琴に背を向けると、後ろでシャツを脱ぐ音が聞こえる。
それにしても…透けた黒い下着がやけにエロかったな…
チラッと後ろを見ると、真琴も背を向けて俺のシャツを着るところだった。
色白の背中に黒いブラジャー姿に誘われるように、俺は真琴を後ろから抱き締めた。
「えっ///御幸くん?」
真琴の首筋に顔を埋める。
「んっ///」
「そんな姿…他の奴等に見せんなよ。。。」
耳に唇が触れる近さで囁くと、真琴は逃げようと身を捩る。
「やぁ…///みゆ…き…くん、近いよ。。。」
そんな反応されると…止められねぇし。。。
耳や首筋に唇を這わせると真琴から甘い吐息が漏れる。
「や…っ///」
抱き締めてた腕を緩めて、両手で真琴の胸を触るーー
「あっ///ちょっ…御幸くん///」
ブラジャーの上からでもわかるくらい反応してきた尖端を摘まむ。
「やぁん…やっ…///ダメ…」
「ダメって割には…ここ…エロいことになってんじゃね?」
真琴の身体をなでるように右手をジャージの中に潜り込ませて、秘部を指でなぞる。
真琴は身体を振るわせ一層、甘い声を出す。
「あん…ダメ…だよ…んっ///誰か… 来たら…やぁん…みゆ…きくっ…はぁっ///」
「御幸先輩?真琴先輩?」
沢村の声と同時にコンコンとドアを叩く音。
「あ?沢村どうした?」
ドアが開き沢村が顔を覗かせる。
「倉持先輩がなんか様子見てこいって…」
あのヤロー絶対わざとだな。
「なんでもねぇよ。濡れてたからタオルとTシャツ貸してただけだよ。」
「そうなんスか。真琴先輩大丈夫ッスか?」
「あぁ、うん!大丈夫!もう帰るとこだよ。」
真琴は床に座っているが、何もなかったように着替え終わっている。
沢村が出てったあと、真琴は立ち上がると俺を睨んで…
「御幸くん最低~!もう絶対、御幸くんの部屋になんて来ないから!」
「はっはっはっ!それくらい他の男にも警戒してくださいよ。真琴さん?」
てか、こんな予感がして寸止めした俺って偉くね!?
END