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【リヴァイ】甘い枷【R18】

第1章 a pretext





「うーん、いまいち状況が把握出来ないんだけど...」



視線の先にぼんやりと見えるのは
リヴァイの自室の天井。
目を擦ろうと手を動かそうとするが重い。


ん...? 何これ手枷?


驚いて手元を見やると手首には手枷がはめられており、ベッドの柵へと繋がれている。

起き上がろうにも身体自体重いし
頭もボーッとする。


「私どうして...」


考えをぐるぐる巡らせているうちに
視界がハッキリしてきて
首をもたげて辺りを見廻す。



「...! リヴァイ....?」


「やっとお目覚めか」



首を起こすとベッドの足元に腰掛けているリヴァイが目に入った

待ちくたびれたと言わんばかりに
溜息混じりに答えるリヴァイの表情は
どこか冷たい


「えっとー、これは...」


目が覚めた時にはこうなっていたし。
いったい何が、どうなってるの...


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