第3章 ◆再会（大倶利伽羅）

─くちゅ、くちゅ、くちゅ…─

「んっ…んっ…はぁっ…」

指でナカの壁を何度か押し上げられ、圧迫感とともに快感が込み上げてくる。

それは何度も執拗にされることで増していった。


大倶利伽羅さんは途中で指を抜いた。

そして指の代わりに、手の平の下半分を、私の突起や割れ目を覆うように押し当てて、そしてその手をガクガクと揺らして刺激し始める。

「やっやっ…あっ、だめっ…」

大胆で少し雑なそのやり方は、私に大きな快感をもたらした。

─ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…─

「あっ、あっあっ…やっ…」

手の平で突起を擦られるため、手の揺れに合わせて腰が浮く。

腰だけでなく、彼の力強い刺激は私の上半身まで届き、髪までも揺らしていた。




「はぁ…はぁ…」

イきそうになっては止められ、を繰り返していた。

私の股はビショ濡れになっていて、そこをいじっている大倶利伽羅さんの手も、てらてらと光るくらいに濡れている。

彼はここにきて、Ｔシャツを脱ぎ捨てた。

くっきりと刻まれた腹筋にドキドキするが、その下にはすでにズボンの中で形を主張している彼のモノがあった。

これが、入る……。

そう思うと、喉がゴクリと音を立てた。

私と同じ視線が、やがて彼の方からも絡んできた。

もう、入れる。無言の合図を取り合って、彼は私の腰を掴み、割れ目に先っぽをくっつける。

─くちゅ…─

粘膜が音を立てたあと、大倶利伽羅さんはゆっくりとソコに自身を入れていった。