第8章 すれ違い
…
しばらく抱いていただろうか…
彼女は顔を赤くさせている。
このまま犯してしまいたい…
などと考えていると、
後ろから
「エルヴィン団長!おはようございます!!」
と、エレンの声が聞こえてきた。
(…エレンか、邪魔が入ってしまった…)
私は資料も全て持って、一言告げて、そして彼女の頭をポンと触ってから食堂を出ていった。
また彼女はいい反応を見せてくれた。
私は自室へ戻った。
仕事も終わったから少し仮眠をするか…
15分程たっただろうか
私の部屋に誰かがきた。
コンコンっ「失礼します!エルヴィン団長はいますか?貴族の方がお見えになられました!」と、兵士が貴族の方を連れてきてくれた。
「あぁ、わざわざありがとう。君は自分の持ち場に戻ってくれ。」
私はそう言い、貴族を部屋に招いた。
「…朝早くからありがとうございます…イェレナ様」
「覚えていてくれたんだ。ありがとう!エルヴィン」
あぁ、覚えていないわけが無い。
彼女とは昔1度、大変な目にあった事がある。
それは、私が初めて夜会に行ったときの事だ。
…
「いやー、夜会って楽しみだねぇ!ねぇ、エルヴィン!」
「…おい、メガネは黙れ」
私はハンジとリヴァイと夜会に行くことにした。
「えぇ?いいじゃん!楽しみじゃない?だって貴族の人と会えるんだよ!滅多にないよ!美人達が来るらしいよー!…まぁ、事件もあるらしいけど…なんかね、噂によると…女性に、妊娠させられたっ!て言われて逮捕された人もいるらしいよ…怖ーい」
(それは本当なのか?)
「…めんどくさいことになるな…策はあるのか?」
「うん!策があるんだ!それがね、この前、私とモブリットが一緒に作った「偽精液」ってのがあるんだ!もし誘われたらこれで退治してしまえ!と思ってね!」
(モブリット…すまない、変なものを作らせてしまって…しかし、
ハンジは女だったか?)
「…はぁ?頭までイカれたか…」
「ハンジ、それは荷物になるぞ?…持ってくなとは言わないが少量にしてくれ…(モブリットも関わっているのなら持っていくしかないな…)」私は疲れてしまった。
「ほんとに!?いいのー?やったー!!」
「正気か?」