第10章 委員会決め
この一件があり、出久は天哉を委員長に推薦し皆もそれに同意し天哉が委員長になった。
その後、焦凍がウチの事を心配してリカバリーガールの所に連れていってくれた。
リカバリーガールによると、ただの人混み酔いだと言われ、ウチらは保健室を出た。
『わざわざ、保健室にまで連れてこなくても良かったのに。』
轟「ダメだ。なんかあってからじゃ遅いだろ。それにあの時の葵の顔、死にそうな顔してた。
今日はこのまま送ってく。」
『いや、良いよ。なんか悪いし。』
轟「もし帰ってる時に倒れたら大変だ。」
焦凍はウチの目をじっと見つめてくる。その真剣な目を見たら断れず
『う~ん、じゃあ、よろしく。』
轟「あぁ。」
そうしてウチらは一緒に帰った。