第10章 委員会決め
~葵 Side~
朝の大量のマスコミから逃れて教室に入った。
相澤先生が入ってきて勝己と出久にそれぞれコメントを言った後
相「さて、ここからが本題だ。急で悪いが今日は君らに…」
臨時のテストか何かかな?
相「学級委員を決めてもらう。」
「「学校っぽいの来たー!」」
皆は次々と手をあげていった。ウチとしてはあんまりそういうのは得意じゃないから手をあげない。
飯「静粛にしたまえ!多をけん引する責任重大な仕事だぞ!
やりたい者がやれるモノではないだろう!
周囲からの信頼あってこその務まる聖務。
民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというなら…
これは投票で決めるべき議案!」
という天哉の腕はそびえ立っていた。
結局、投票で決めるということになり皆それぞれ紙に名前を書いている。
こういうのは、百か天哉が向いてるんだろうな。でも、天哉の性格上自分に入れるってことしなさそうだしな。
ウチは紙に天哉の名前を書いて提出した。
皆も書き終え、集計した結果
緑「僕、3票!?」
飯「1票入っている?」
切「飯田が入れたんじゃないのかよ。」
飯「いや、俺は緑谷くんに投票した。」
やっぱりな、入れといて正解だったな。でも、
委員長が出久に副委員長が百になった。