第6章 再会
~葵 Side~
ウチは、あれからオールマイトに頼んでかーくんといーくんのいる中学校に入らせて貰った。
見た目も白髪の髪を黒髪にして、赤い目を青い目にした。そして、名前も椿 葵にした。
腕に鼎姉に貰ったブレスレットを着け、もちろん見えないように。
オールマイトに“ありがとう”とメールを送ると“どういたしまして。学校頑張ってね。”と返事が来た。
『いってきます。』
ウチは家に伝えると学校に向かった。彼らに会いに。
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それから、私は椿 葵として生きた。
ウチは、かーくんといーくんのことを名前で呼ぶようになった。
もちろん、二人ともウチが奏だと思っていない。
そして、ある日。
『出久!速く行こう。』
緑「う、うん!」
二人で学校に………ではなく、近くにヴィランが現れたということで、その現場に向かっている。
『はぁはぁ、着いた!』
そこには、怪物化したヴィランが暴れていた。
緑「誰、戦ってます!?」
?「通勤時間帯に能力違法行使及び強盗致傷。まさに邪悪の権化よ。」
緑「シンリンカムイ!!人気急上昇中の若手実力派!」
すると、近くのおじさんが
お「聞いといて解説か!兄ちゃん………オタクだな!!?」
緑「あ、いや、うへへ…」
シ「懲戒」
お「一発ハデに見せろよ!樹木マン!!」
『出久!出るよ!』
緑「先制必縛………」
シ「ウルシ鎖牢!!」
?「キャニオンカノン!!」
『へ?』
?「本日デビューと相成りました。Mt. (マウント)レディと申します。以後お見シリおきを。」
そう言うと、たくさんのカメラが彼女を写した。そして、Mt.レディがそのヴィランを捕まえた。
緑「巨大化か……。人気も出そうだしすごい個性ではあるけど…………ブツブツ」
お「おいおいメモて!ヒーロー志望かよ!イイネ頑張れよ!」
緑「っはい!頑張ります!!」
『出久!速く学校行かないと!』
緑「うん!」
お「嬢ちゃんも頑張れよ!」
『はい!ありがとうございます!』
そうして、ウチらは学校に向かった。