第13章 職場体験
ウチらがプロヒーロー達と話していると天哉が声を掛けてきた。
飯「3人とも……、僕のせいで傷を負わせた。本当に済まなかった……。
怒りで、何も……、見えなく……、なってしまっていた……」
緑「僕もごめんね。君があそこまで思い詰めてたのに全然見えてなかったんだ。
友達なのに………」
『ウチもごめん………、あの時もっと真剣に声を掛けていたら良かった。
本当にごめん……。』
轟「しっかりしてくれよ。委員長だろ。」
天哉は涙を拭き、顔を上げた。
暫く皆で話していると…
バサッ……
翼が動いた様な音がした。次の瞬間。
緑「えっ……」
『はっ……?』
ウチと出久は翼の生えた脳無に捕まえられてそのまま上空へ連れ去られる。
だが、
ス「偽者が蔓延るこの社会も……
徒に力を振り撒く犯罪者も……
粛清対象だ……」
ステインが脳無を倒した。
ス「全ては正しき社会の為に……」
脳無を倒したのは良いのだがステインはウチと出久を押さえ、身動きが取れない状況になってしまった。
プロ1「助けた……?」
プロ2「バカッ、人質取ったんだ。」
プロ3「躊躇無く人殺しやがった。」
プロ5「いいから戦闘態勢とれ!」
エ「何故一塊で突っ立っている!そっちに一人逃げた筈だが!」