• テキストサイズ

死神は何を想うのか……【僕のヒーローアカデミア】

第13章 職場体験


『ほら、さっきウチのヒーロー名の理由を言うとき、“ブレスレットをくれた大切な人”って言ったでしょ。あれが鼎姉なんだ。

鼎姉はウチの親代わりというか姉みたいだった人で、目指したいヒーローなんだよ。』


轟「“だった”って事は……」


『………今はこの世にはいないよ。』


轟「っ、すまねぇ。嫌なこと思い出させちまって。」


『いいよ、もう大丈夫だから。それに………ウチにはこのブレスレットがあるから。
鼎姉が傍で見てくれている気がするんだ。』


轟「そうか、ありがとうな。話してくれて。」


『えっと、焦凍にお願いがあるんだけど……』


轟「なんだ?」


『この事は誰にも言わないでほしいんだ。』


轟「そんなことか、いいぞ。ほら、」


焦凍は小指を出してきた。ウチが疑問に思っていると焦凍は微笑み


轟「約束だ。」


『あぁ、そういうことか。うん、約束!二人だけの!』


ウチは焦凍の小指に自分の小指を絡ませ、笑顔で言うと焦凍は顔を赤くした。


『焦凍、顔が赤いぞ?熱でもあるのか?』


轟「いや……、何でもない。大丈夫だ…///。」


『そっか、ならいいけど……』
/ 133ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp